【人生変わる?】TOEIC900点の社会人が感じたメリット

TOEIC

「TOEIC900点とっても意味あるの?英語話せるの?」

「社会人が今更TOEICやっても遅いんじゃないの?」

こんな悩みに、サラリーマンしながらTOEIC915点取得した経験談を踏まえてお答えします。

この記事でわかること

・社会人がTOEIC900点をとるメリット

・社会人がTOEIC900点を目指す上での注意点

結論、社会人にこそTOEIC900点を目指してほしい。と思っています。

ぜひ、最後までご覧いただき、今後の英語学習の参考にしてください!

この記事を書いた人

●働きながらTOEIC915点取得(大学時はMax800点)

●セブ島での1か月短期留学経験

●東北大理系院卒 ⇒ 東証プライム日系メーカー(転職1回)

●30歳1児の父

TOEIC900点のメリット

“英語ができる人”の認識を得られる

TOEIC900点を超えると、社内で英語ができる人」と認識されます。

ご存じの通り、TOEICは日本の社会人・企業の中で最も知名度が高い英語技能テストです。

約5割の企業団体が、TOEICのスコアを採用時の参考にしています。

データでみるTOEIC Tests|就活サポート特集|【公式】TOEIC Program|IIBC
企業が社員に求める英語力は?TOEIC L&Rスコアを中心にデータでわかりやすく紹介しています。

その中で、TOEIC900点の立ち位置を見てみると、受験者全体のわずか4.4%未満です。

公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBC
TOEIC Listening & Reading Test 公開テストの平均スコア・スコア分布 詳細を公開しています。

日系企業や理系部署だとTOEIC900点の希少性はさらに高くなります。

この周りからの認知がめちゃくちゃメリットになります。

私の場合、TOEIC915点をアピール材料にして、

スペイン工場との協同プロジェクトへの参加権利を手に入れました。

TOEIC900点のさらにいいところは、

実際に英語が話せなくても「英語ができる人」の認知を得られるところです。

“実際に話せなくても”という点がポイントです。

私はTOEIC915点ですが、ペラペラではないですし、

言いたい単語が出てこないことはよくあります(練習中)。

周りを見ても、TOEIC900点でも英語をほとんど話せない方もいれば、

TOEIC700点でも流暢に外国人とコミュニケーションしている方もいます。

TOEICと実際の英会話力は一致しません。

それでも、TOEIC900点あると「英語ができる人」のイメージが勝手についてきます。

そういう人には、社内昇格や海外出張・駐在など、仕事のチャンスが回ってきやすくなります。

実際にチャンスが回ってきて経験を積めば、能力は後からついてきます。

会社員をやっていると、「実際の能力よりも、能力があると思わせる能力」

とても大事だと常日頃感じています(期末評価面談とか特に)。

そういった意味で、TOEIC900点は自分の市場価値を高く見せる最良の手段だと思います。

転職の幅が広がる

今まさにTOEICの恩恵を強く実感しています。

海外出張や駐在のチャンスが多いポジションを求めて転職準備をしているのですが、

900点だと、たいていの企業のTOEICスコア要件を満たすことができます。

TOEICの点数が高ければ、海外駐在経験は不問で応募可能な海外ポジションもあります。

海外経験がないとしても、駐在や英語を使った仕事に意欲のある人には、

TOEIC900点は大きな助け舟となってくれます。

英語を使った仕事にそこまで興味がない人にとっても、TOEICは力を発揮します。

事実、私が転職先として検討した企業の中には、英会話を業務で使用しなくても、

TOEIC600-700点を必須要件にしている企業がありました。

業務内容に「英語でのメールのやりとり有」とあったので、それを加味しているのだと思います。

さらに、給与の面でも、TOEICはプラスに働きます。

平均年収を見てみると、TOEIC900点以上の人は534万円で、

TOEICのスコアなしの人は379万円と、150万円以上の差がついています。

https://doda.jp/global/guide/004.html#:~:text=TOEIC%20800%E7%82%B9%E3%80%81900%E7%82%B9,%E5%B7%AE%E3%81%8C%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

以上を踏まえると、日本で働く大半の会社員にとっては、TOEIC900点は有益な資格になります。

ビジネス英会話の基礎力が身につく

TOEIC900点をとる過程で、ビジネス英語に必要な文法力・単語力・情報処理能力が身に付きます。

この土台となる基礎力が英会話の勉強でかなり役立ちます。

英会話にて、ゆっくり話してもらう、かつ、聞き返しOKという前提であれば、

相手の話が聞き取れないことはあまりないので、スピーキングに集中して鍛えられます。

また、TOEIC900点あると「TOEICはやりきった」と思えるので、

英会話の勉強に集中できるという心理的メリットもあります。

私はTOEICに並行してオンライン英会話、海外ドラマでの勉強をしていた時期があったのですが、

今思えば、かなり非効率なことをしていたと後悔しています。

結局、TOEICのスコアが思うように上がらず、いったんTOEICに集中するために、

オンライン英会話も海外ドラマも途中でやめてしまいました。

先にTOEICのスコアメイクをして、英語の基礎力を身に付けた後に、英会話を始める。

もしやり直せるならそのような勉強計画で進めたいです。

TOEIC900点を目指す際の注意点

かなりの勉強時間が必要

TOEIC900点を超えるために、約2年間勉強しました。

TOEICのスコア遍歴

大学入学直後、初めて受けた時の点数が500点前後

大学4年から本格的に英語の勉強開始。約1年半かけて800点取得(所要時間不明)

社会人5年目からTOEICを再開して、約半年かけて915点取得(約360時間)

ググってみると、800点から900点までの所要時間は、300-500時間でした。

TOEIC900点をとるにはこのくらいの時間がかかる、そして、

人によって所要時間に多少ばらつきがあることは認識しておくといいかと思います。

その認識があると、たとえスコア停滞期に入ったとしても、多少はメンタルが安定します。

ただ、他人の成長速度と比較する必要は全くありません。

たまに1か月でTOEIC900点突破しました!みたいな人がいますが、

それができるのは一部の天才か、毎日10時間以上勉強時間を確保できる人だけです。

働きながら英語学習を頑張っている方とは環境が全く違います。騙されないでください(妬み)。

「TOEIC900点=英語が話せる」ではない

前述したとおり、TOEICができても、英語が話せるわけではありません。

実際に話せるようになるには、TOEIC後の勉強も必要です。

ただ、TOEICを通じてビジネス英会話の基礎力(主にインプット)が身につきます。

TOEICで養った英語力を土台にして英会話を始めるのは、効率的な学習戦略かと思います。

まとめ

TOEIC900点のメリット

・”英語ができる人”の認識を得られる

・転職の幅が広がる

・ビジネス英会話の基礎力が身につく

TOEIC900点を目指す際の注意点

・かなりの勉強時間が必要

・「TOEIC900点=英語が話せる」ではない

結論:社会人こそTOEICを進めたい

いろいろと書きましたが、海外経験がない社会人にこそ、TOEIC900点は目指してほしいです。

TOEIC900点は社会人にとって最強の錯覚資産になります。

たいていの日本企業では、「英語ができる人」の認知を獲得できます。

その認知があると、英語を使った仕事にもアサインされやすくなります。

業務で英語を使うことで、英会話力も次第に身に着けることができます。

仮に英語を使った業務が現状なくても、TOEIC900点あれば、

英語を使うポジションに転職するハードルも下がります。

英語を使って仕事をしたい人、自分の武器を増やしたい人にはTOEICはうってつけです。

TOEIC900点だけでは人生は変わりませんが、

人生を変える土台、きっかけ作りには大いに貢献してくれます。

もちろん、社会人がTOEIC900点を取るのは、簡単なことではありません。

TOEIC900点を取るには「間違った努力をしない。継続する」ことが求められます。

ただ、TOEICは言語の試験です。

続けることができれば必ずスコアアップできます。

TOEIC900点を目指すという方は、全力で応援します!

一緒に頑張りましょう!!!

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